地域包括ケアシステムの問題点と課題とは

地域包括ケアシステムについて大きな期待をされている高齢者の方も多いでしょう。しかし、問題点が全くないわけではありません。期待している高齢者の方に向けて、マイナス点の説明をこちらではさせてもらいます。

バラ色の未来が待っているように解説される事もありますが、地域包括ケアについての警鐘が鳴らされている事も確かです。リスクがあるという事を、まずは知ることが大切です。知っておけば対策もできるからです。

あまりに高い理想が設定されている

自助と互助が基本理念にある

自助と互助があるとしているのが、地域包括ケアの基本的な考え方になります。しかし、そう簡単にその二つは達成できるものでしょうか。非常に難しいと認識しなければいけません。

自助とは、自ら生活を支え、自ら自身の健康を管理することを指します。はたして高齢者の方にそれを求める事ができるのでしょうか。

さらに互助とは、家族や親族、そしてご近所の方など地域の方たちの支え合いをさしています。近年では、ご近所づきあいもほとんどないと言われる時代です。お隣に住んでいる方がどんな方なのかも把握していない場合もあるほどです。

以上のようにあまりにも高い理想が、後に地域包括ケアの根幹自体を揺るがしてしまう事も考えられます。家族についても核家族化が進み、支えてくれる方がいない場合も増えてきていますよね。
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 icon-bell-o 地域で対応できるのか

地域包括ケアは、地方で対応することが原則となります。市町村で対応することになりますが、体力のない市町村が果たして対応し続ける事ができるのか、といった部分も不安な部分です。
  • 専門職員が少ない
  • 財政に余裕がない

以上の市町村にお住まいの方と、大都市圏にお住まいの方では受けられるサービスに大きな差を生んでしまう可能性も捨てきれないのです。いかにして、地域差のない平等なサービスの実施をおこなうのかも大きな今後の大きな課題になります。


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